解説

久石譲と30年越しの初タッグ。
主題歌は“いのちの歌声”二階堂和美。

 音楽を担当したのは久石譲。「風の谷のナウシカ」(1984年 宮崎駿監督)でプロデューサーであった高畑 勲に才能を見出された久石が、高畑監督の強い希望により、今回初めて高畑監督作品に参加することとなった。また、主題歌には広島在住の現役僧侶でもある二階堂和美が抜擢された。“いのちの歌声“を持つ二階堂和美の主題歌で、映画は圧倒的な包容力とともに幕を閉じる。

それはとりもなおさず、
地球に生を受けたにもかかわらず、
その生を輝かすことができないでいる
私たち自身の物語でもありうるのではないか。
地球を体験した月の人であるかぐや姫が、
命あふれる地球の豊かさや、
わたしたち人間の愛憎、
善良さと愚かさを
照らし出してくれないはずはない。

―高畑 勲「かぐや姫の物語」企画書より―

 かぐや姫が生きたその一瞬一瞬を通して、 みずからの “生” を力一杯生きることの意味を問う、 スタジオジブリ最新作 「かぐや姫の物語」にぜひご期待ください。

<<前ページへ
1 2 3 4
解説TOPへ戻る

はじめに
監督の言葉
登場人物と声の出演
映画音楽
主題歌
プロダクションノート
前売券販売劇場一覧
日本語字幕版上映劇場
TOPページへ

(C)2013 畑事務所・GNDHDDTK