**「もののけ姫」キャンペーン・伴田(ともだ)さんレポート**


97.7.17(木)新潟
 昨日、上司のお許しを得て赤湯温泉に泊まった「孫くん」こと豊田さんだが、やはり今日はもう早朝の便で帰らなくてはいけなくなった。昨晩、伴田さん、南川さん、整体の先生と4人で温泉に入った後、酒盛り。夜中3時過ぎまで、うだうだと飲んでいた。ちなみにここの温泉は大きな岩をくり貫いた石風呂や、他にも桧風呂や露天風呂もあって「もう最高です。」とのことです。
 「孫くん」は朝7時30分頃ホテルを出なければならなかったのだが、昨晩の酒盛りのため、みんなダウンしており見送りできず。だた一人宮崎監督だけが「お客さんが来ない。」と、ずっとホテルの前に止まっているタクシーを見て、「これは「孫くん」に違いない」とロビーで待っていると、案の定、「孫くん」がふらふらとやって来た。宮崎監督が目の前にいるにもかかわらず、気づかず通りすぎようとしたところ、監督に「孫くん」と声をかけられてようやく気づく。宮崎監督に見送ってもらい、一路大阪に旅立って行った。ちなみに「孫くん」は宮崎監督と鈴木プロデューサー宛に手紙を書いて置いていったので紹介します。


「孫くん」からの手紙

 整体の先生も今日東京へ戻るため、ここでお別れ。
 宮崎監督一行は、山形から新潟へ。しかし、山形から新潟へ向かう電車はローカル線が一日二本だけ。しかも、かなり時間がかかってしまう。地図上では隣合わせなのに中々不便なのだ。そこで、伴田さんが考えたのは、一度大宮まで戻り、新潟へ入るコース。これだと距離はあるが、新幹線を使うことで時間がかなり短縮される。ただ、監督は「大宮に行くなら帰りたい。生理的に嫌ですね。」「大宮駅に着いても、周りを見ないようにしました。」と言っていたとのこと。
 昼食は車中。
 13時過ぎ、新潟着。ホテルに行きチェックインだけ済ませる。
 まず、新潟日報取材。
 移動して、月刊「にいがた」と月刊「こまち」の合同取材。
 15時30分から休憩。川沿いを散歩し、県庁をふらっと見てパチンコに行く。結果は、宮崎監督と鈴木プロデューサーがフィーバー。伴田さんはフィーバーかからず。「結果報告も淡泊になってきましたね。やっぱりピークは赤湯温泉でした。何しろ11時までやってましたから。」と伴田さん。そろそろ、戻らなくてはならない時間になったが、鈴木さんは「もう一回くるんだ」と言って、集合時間になったにもかかわらず動こうとしない。「先に行ってて」ということで、またもや宮崎監督と伴田さん、2人だけでテレビ局に行くことになった。
 17時30分より「夕方ワイド新潟一番」に生出演。
 ディダラボッチも、新潟日報、合同取材、テレビと全てに登場。テレビ以外は、宮崎監督の横に座って、一緒にやって参りました、という形をとることになったとか。
 夕食、「刺身は飽きた」ということで、劇場を見に行ったついでに、その辺にあるラーメン屋に入った。メンバーは、南川さんに代わり、甲府で一緒だった東宝営業部の上田さんが加わった。ちなみに劇場は満員で、支配人も大喜び、ということです。
 その後、「もう病気になってきましたね。もう一回行きましょう。」と言いつつ、パチンコ屋へ。途中、監督が「飽きちゃった」と帰ろうとした時、伴田さんフィーバー。「今頃かかったの?」と言いつつ、伴田さんを置いて宮崎監督と鈴木プロデューサーは帰ってしまった。上田さんは「俺は絶対、ギャンブルはやらねえ。」と横で伴田さんがパチンコをしているのをじっと見ていたとか。
 その後、伴田さんと上田さんは夜のミーティングへ。新潟でのキャンペーンも無事終了。

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