2011年07月
7月1日(金)
無事、展示作業を終えて...
フレデリック・バック展の開会式&内覧会が行なわれました。バックさんの作品は、高畑監督・宮崎監督も「クラック!」を初めて観たときの衝撃が忘れられない、と言うほど影響を与えています。
来日はまず叶わない、と言われていたフレデリック・バックさんの来日が急遽決定し、ラジオ・カナダはじめカナダのメディアや、日本のメディア、バックさんのお付き合いのある関係者が現代美術館に殺到。皆、バックさんに一目会いに!と多くの方々が駆けつけました。もちろん、開会式に出席した高畑監督も長年望んでいた展示の開催ということもあり、大喜びでした。
そしてこの日はカナダの独立記念日、開催日の7月2日はバックさんの62回目の結婚記念日ということもあって何ともめでたいですね。60年以上も人生を共にするなんて...すごいです。
フレデリック・バックさんは、1924年にフランスで生まれ、24歳でカナダに移住。カナダのテレビ局 ラジオ・カナダで勤務し、子どものための番組制作を続けていたところ、なんと40歳を超えてから本格的なアニメーション制作をし「クラック!」「木を植えた男」などのアカデミー受賞作品を生み出しました。
日本でも多くの賞を受賞しているので、バックさんにとっても日本はとても「大好きな国」と聞きました。そんなバックさん人生を辿りながら、旅のスケッチや、アニメーションの原画など合わせて1000点以上の作品を、日本で始めて世界初の規模で開催します。これはなかなかお目にかかれないチャンスなので、是非とも足を運んでください。
「久々の再開に高畑監督も喜ぶ。音声ガイドを担当した竹下景子さんも駆けつけました!」
「オークヴィレッジさんが、「クラック!」のイスを再現してくださいました」
「開催を記念して、現代美術館のレストランでパーティが開かれました」
「62回目の結婚記念日のお祝いです。バックさんの手には療養中で来日できなかった妻・ギレーヌさんの写真」
「グッズもかわいいです。お見逃しなく」
「フレデリック・バックの映画」7月2日(土)神保町シアターにて同時公開!
https://www.ghibli-museum.jp/back/
DVD「フデレリック・バック作品集」7月2日(土)現代美術館にて先行発売!
http://www.disney.co.jp/studio/ghibli/1120.html
イメージ・ソング「木を植えた男」(MONKEY MAJIK)同時配信中!
http://www.monkeymajik.com/index2.php
さて一方、コクリコツアーズですが、今週は吾朗監督といっしょに東北方面に出かけました。
「一ノ関は平泉の世界遺産登録で盛り上がっていました」
「大船渡東高校にお邪魔しました。映画の上映と葵ちゃんのステージで大盛り上がりでした。若いパワーをいただきました。君たちの事は忘れません」
7月2日(土)
スタジオでは、会社の家族向け試写会が行なわれました。厳密には家族だけではなく、将来の家族候補を連れてくる人もいるのですが。。。。
時間帯によっては駅前から会社までの道のりが普段よりも賑やかな感じです。
コクリコツアーズ東北編、二日目です。
「盛岡では、宮澤賢治の話で盛り上がりました」
「ワーナーマイカルシネマ新石巻さんあてで描かれた、吾朗監督の超レアな直筆サイン色紙です。カルチェラタンの住人編」
「歓迎ぶりがハンパじゃなかったです。それに精一杯応える吾朗監督」
7月3日(日)
コクリコツアーズ東北編、三日目。
「名取のお客さんにごあいさつしました」
「帰りの新幹線から見かけた福島県立美術館。レイアウト展は今日まででした。たくさんのお客さんに来ていただきました。本当にありがとうございました」
7月4日(月)
「コクリコ坂から」の完成披露記者会見と試写会が横浜で行なわれました。試写会は大盛況で、2000人のホールがお客様で溢れかえっていました。この熱気を映画の公開まで持っていきたいです。
「山下公園でのフォトセッション。良く見ると氷川丸にもUW旗が」
「お客さんで一杯の神奈川県民ホール」
「主題歌を披露する葵ちゃんと成瀬さん(g)のコンビ。息もピッタリ」
「夜が早いと聞いてましたが、9時をすぎると淋しい中華街でした」
7月5日(火)
番組のロケがあり、ジブリ美術館に出かけました。すると、美術館前のローソンののぼりが思いっきり目立っていました。復刻CDつき前売り券、売れるといいなー(最近、葵ちゃんの歌唱で耳にする「上を向いて歩こう」という曲が改めて好きになりました。素直な気持ちです。宣伝ではなく)。
「買えるのは7月15日までです。お早めに」
7月6日(水)
作画の方にお子さんが生まれましたー。
前夜から作画机が華やかに飾られています。
広報部は「美術館ファンブック」の出張校正で、十条にある図書印刷まで出かけました。毎年、進行がギリギリで、来年はちゃんと早めにやろうと決意するのですが、なぜか綱渡りになってしまいます。いや、来年こそは早めにとりかかるぞ!
「なぜか迷惑をおかけしている図書印刷の鈴木さんが差し入れしてくれました。恐縮です」
7月7日(木)
七夕です。
今日の天気は如何なものか?...曇っていました。
朝から作画の三浦さんが笹を担いで出社して来ました。
作画フロアの一角に笹を固定して短冊を引っ掛けることに。
短冊をメンディングテープで留めているところがアニメスタジオらしい印象を受けますね。
「具体的な健康面のお願いが多くて・・・」
7月8日(金)
しんちゃんが、作画参考に一日袴姿で過ごしてます。
「どこかの応援団?」
昨年から進行していた百瀬さんのムック本がついに完成しました。「火垂るの墓」から「ニノ国」までとの副題があるように、百瀬監督のこれまでの仕事を集大成した力作です。さっそく、スタッフがスタジオにやってきた百瀬さんにサインをねだると気持ち良くサインして下さいました。ピーターと狼に出てくるネコです。かわいいです。
一迅社より2476円(税別)で7月15日に発売です。
7月9日(土)
なんと関東地方も梅雨が明けてしまいました。映画の公開より一週間早かったです。
ただ、セミが鳴いていません。ちょっと違和感があります。何かの予兆??
今週は、キャンペーンをお休みしたので、久々の休日を満喫できたのですが、吾朗監督や葵ちゃんは大阪で忙しくとびまわっていることと思います。ネットやツイッターで、その様子がリアルタイムに伝わってきます。なんだか便利なようで、忙しい世の中になったものです。
7月10日(日)
昨日から札幌の芸術の森美術館で「メアリー・ブレア 人生の選択、母のしごと。」展が開催されています。
入口にはいって、一歩一歩進むうちに彼女の作品を鑑賞をする楽しみがこみ上げてくるのと同時に、次はどんな空間が拡がるのだろうと興味津々、驚きのある展覧会です。
まだまだ知られざる「秘密」と「魅力」をたっぷり持ち合わせているメアリー・ブレア。
「ブレアって誰よ?」そう思われる方は、ぜひこの夏、涼やかな芸森へ。
7月11日(月)
気がつくと、5スタのヘチマが随分育ってきました。あっという間に2階に達しています。
「屋上には、宮崎監督の指示でUW旗も掲げられました」
7月12日(火)
今日、コクリコツアーズは、郡山にお邪魔しました。インストアイベントはないのですが、テレビ局まわりと、新聞取材、舞台挨拶などを行ないました。いろいろと心に残る一日でした。
「お茶受けに必ず地元のお菓子が出てきました。とてもお菓子が美味しいところですね」
「吾朗さんはポスターを見かけると、とにかくサインをしていました」
早くもフレデリック・バック展も開催2週目突入です。。
今日はTFMスペイン坂スタジオにMONKEY MAJIKさんが出演する、ということで立会いに出かけた広報部員。
スタジオ横にはでっかいバック展のビジュアルがあります!
「お~ デカイです!」
「離れて見ると、こんな感じ。どんどん人が集まってきました」
「「フレデリック・バック展」のイメージソングについて、熱く語っていただきました」
仙台でボランティア活動中に生まれた一曲です。
移動して次は現代美術館に来ました。チャリティーライブがあったため、残念ながらバックさんの来日とすれ違ってしまい、とても残念がっていたMONKEY MAJIKさん。
「ようやくフレデリック・バック展に来館いただけました。日本テレビのカメラも密着」
「音声ガイドもつけてバッチリ。すごい見てます」
一枚一枚丁寧に鑑賞をしてくださったんですが、「皆さん、このままだと5時間コースです!!」ということで、ちょっとペースを早めて...約2時間半後終了。何とも有難いお客様です!それでもまだ、「1日、ここにいたい」と言ってくれました。嬉しい限りです。
皆さん、平日のフレデリック・バック展はゆとりがあってオススメですよ。
そしてまた場所は変わって、今度は都内のカフェに...。
テレビマンユニオンの佐藤寿一さんと打ち合わせです。
「カナダ帰りだそうで、いつもよりラフな感じです」
スペシャル番組「ジブリの風景3」を制作中。ジブリの原点をさぐる旅シリーズです。(8月6日(月)19:00-20:54 BS日テレOA)
そこに寿一さんの帰りを待つ奥様から連絡が。。。
「犬の散歩をお願い」
だそうで、サササーッと帰宅されました。
なんだか今日はカナダに絡む行事や話題が多い一日でした。
7月13日(水)
コクリコツアーズで、新潟県の長岡市にお邪魔しました。花火とお米が有名なところですね。11月から『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』が開催される新潟県立近代美術館での取材と、隣接するアピタでのインストアイベント、舞台挨拶の一日でした。花火のシーズンにまた来たいなあと思いました。
「吾朗監督は最近このようなサブキャラの色紙を量産しています。レアものですね」
「インストアのリハーサル。息も合ってバッチリです」
「飛び入りの吾朗監督とフォトセッションも。列が絶えません」
7月14日(木)
夕方、東小金井の駅前を歩いていたら、不思議な夕焼けが。連日33度を超える猛暑が続いていて、入道雲も見えるのに、未だセミの声が聞こえない。奇妙な夏が続いています。
7月15日(金)
無事に高架化を果たしたJR中央線の旧線路あとが何やら掘り返されていました。公園化されるらしいのですが、連日の猛暑。日をさえぎる木陰が欲しいと思うのは、ぜいたくでしょうか。これから木を植えても、10年くらいは木陰は期待できないでしょう。
7月16日(土)
スカラ座で舞台挨拶があり、関係者も集まってきました。
そこに現れたのがこの人↓
「「ポニョ」のとき大橋のぞみちゃんと一緒に歌っていた...藤巻さん」
「あんた、誰?」と海外事業局のMさんにからかわれ、一時は、紅白にも出場した歌手(?)なのに、3年も経つとこんな扱いが待っているのだ。
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「葵ちゃんがとても可愛らしい衣装で熱唱してくれました」
「司会のまさみちゃんと吾朗監督のかけあい」
「最後は、UW旗の海の中でフォトセッション」
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舞台挨拶の後は、パーティが開かれました。
「奥田さんのあいさつで乾杯!」
そこで「コクリコ」公開に合わせて、こんなオシャレをしている方を発見しました!
「力、入ってますね!」
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場所を移動してここは「コクリコ」の舞台になった横浜へ移動してきました!
いきなり、「コクリコ」キャンペーンガールを発見!暑いのに、お疲れさまです。
毎朝、海ちゃんが掲げる信号旗がいたるところに掲げられていました。
ここにも!いーーーっぱいあります。
こちらは横浜みなと博物館。宣伝担当の細川さんが初日の様子を視察します。
スタンプラリーやってます!
総合案内にも、信号旗が!
横浜市文化観光局の矢島さん、貝田さん、若林さん。お世話になっています!
横浜でいろいろ展開していますので、是非おでかけしてみてください。
7月18日(月)
池袋西武で、広報部長が山本晋也監督とトークを行ないました。帰りに、本屋を回って、出たばかりのコクリコのムック本を探します。
「美術館ファンブックと百瀬さんの本も同時に発見。置いてあってよかったです」
7月19日(火)
台風が来そうで、いろいろ心配していたのですが、なんだか関東から離れていってるようです。雨もあまり降らなかったのですが、気温がついに30度を切りました。ついにエアコンも停止です。昨日までの35度がウソのようないちにちでした。
7月20日(水)
明日から、日テレ前広場で、「汐博」というイベントがあるみたいです。
「コクリコ坂からの展示も。お近くにいらしたら、お立ち寄り下さい」
7月21日(木)
5スタにサイダーの差し入れがありました。ただ、誰も手を出さず。なぜ?
栓抜きを借りてきたら、あっという間にこの有様。
栓が開けられず飲めなかったからでした。
夜は、六本木で手嶌葵ちゃんの360度ライブが行なわれました。
「会場の入り口はこんな感じ。バーチャルな立花も飾れるようです」
「終わって、みんなで乾杯。ライブは素晴らしかったです。葵ちゃん、武部さん、ありがとう」
7月22日(金)
バーにいったら、緑の物体が。。。。
「2スタで採れたヘチマのようです。垢すりにしますか?」
7月23日(土)
池袋西武で、「コクリコ坂から原画展」が開催されました。さっそく、初日にお邪魔しました。
「入口から立派ですね」
「初日なのに、お客様で一杯でした」
「往時の横浜の写真も飾られていて、雰囲気が味わえます」
次回は、8月10日から「横浜そごう」で開催されます。是非、見に来てください。
7月24日(日)
お昼の12時についに(東北地方の3県をのぞいて)テレビのアナログ放送が終了。なのに、マンションなんかでケーブルテレビの電波でテレビを見ている人は、相変わらずアナログの信号が来ているらしく、終了の瞬間も見られなかった模様。これから5年くらいは放送が続くようです。
そのころ、コクリコツアーズは、中国・四国キャンペーンで、米子"鬼太郎"空港に降り立ちました。
「鬼太郎のお出迎え」
イオンモールでは長岡以来の手嶌葵ショーが催されました。今日は、監督の乱入もなく無事終了。
「たくさんのお客さん、ありがとうございます」
さて、ちょっと時間が出来たので、イオンモールで買い物。葵ちゃんもいろいろと買っていたようでした。
昼は晴れていたのに、いつの間にか曇ってきて、宍道湖の夕陽は今回も見られませんでした。
「夕食は魚尽くしです。おでんもいただきました」
「あれっと気がつくと、なんだか見慣れないコーラでした」
7月25日(月)
コクリコツアーズは松江からです。起きたら、あいにくの雨でした。
「おじあちゃんのいるカラコロ工房というところで取材でした」
「葵ちゃんがコーラフロートを頼んだので、ヤマハの今川さんはコーヒーフロート初体験でした」
「東宝アドの西田さんはスキがあればガシャボンをやるか、スタンプを押しています」
「"やくも"に乗って、ゆったりとした旅。岡山に向かいます」
「岡山では吾朗監督と合流。舞台挨拶を2回。イラストと共に、あの名台詞も書いてしまう吾朗監督です」
「夜のご飯で、怪獣のようなしゃこの素揚げをいただきました(汗)」
7月26日(火)
コクリコツアーズは岡山から。午前中、吾朗監督一向は倉敷のイオンモールに出かけました。
と、そこに、ジブリグッズの売り場が。もちろんコクリココーナーもあります。
「こんなグッズも出てるんだと感心する監督たち」
「なにやら思いついて、ポニョ購入」
「ごごは精力的に取材をこなす一行。休憩時間にはなぜか水戸黄門」
「さて、一行は広島へ向かうため新幹線に向かいます」
新幹線では、無事、藤巻さんにも合流。
「舞台挨拶では、藤巻さんとポニョも特別出演」
「夜ご飯は当然お好み焼き。天井にサインする吾朗監督」
7月27日(水)
コクリコツアーズ、広島からスタートです。
「広島FMにいったら、アナログのオープンリールが回っていました。なんと、バックアップに使っているのだそうです」
「テレビ局では、西村由紀江さんにニアミス。元ヤマハに所属していただけではなく、先日のFバックのトークショーでもお世話になりました」
「サインをする吾朗監督の横で、差し入れのコロッケをいただくツアーの面々。当然映画にちなんで」
「一行は、高速船で松山に向かいます。広島の安藤さんがずーっと見送ってくださいました」
「松山の衝撃!?少しも甘くないスイーツ(?)なのでした」
7月28日(木)
コクリコツアーズ、中国・四国編の最終日。カラっと晴れて、あ、暑い。。。
「松山といえば、坊ちゃんでしょう」
「なんだかおばあちゃんちのようなお菓子の盛り合わせですね」
「葵ちゃんのお気に入りのウィットくんとの対面まで、あと10秒(南海放送にて)」
「ついに広小路さんの色紙も登場しました」
「 エミフルMASAKIというモールでの手嶌葵ショー。広くて気持ちの良いスペースでした」
「とてもお世話になった佐々木専務と吾朗さんの別れ。ガラスで隔てられているので電話があるのです。取調室のよう」
7月29日(金)
特番のチェックで赤坂まで出かけました。時間があったので、本屋さんに行って、ジブリ美術館ファンブックを目立つところに陳列してきました。でも、たった一冊しかなかったので、きっと売れてしまったら、その後は在庫がなくなってしまうんだろうなあとちょっと切なくなりました。
「トトロが目印です。お近くの本屋さんにはありますか?」
7月30日(土)
コクリコツアーズ、九州シリーズです。まずは長崎に向かいます。
「プレミアムシートでは、軽食として蕎麦ボウロとすっぽんのスープが出されました。不思議な組み合わせでした」
「大村着。テンションが上がる葵ちゃん。成瀬さんもさっそくつぶやいています」
「夕食はみんなで中華。角煮まんとハトシが絶品でした」
「みなとまつりの花火に遭遇。真夏の夜の夢気分」
7月31日(日)
コクリコツアーズ、さあお仕事です。
「イベント会場は駅の改札前です」
いくつか取材と舞台挨拶をこなして、さあ、手嶌葵ショーのはじまり。オープンスペースなので汗だくだくでした。
「真夏の白い雲とマリンっぽい葵ちゃん」
「終わったら、身体を一杯100円のかき氷で冷やします」
「バス移動。やっと熊本に到着しました。運転手さんありがとう」
「夜ご飯には名物の辛子レンコン。馬刺しもいただきました」
「デザートには、これですよこれ。九州名物、竹下のブラックモンブラン」
というわけで、いよいよ、8月に突入しましす。