名古屋で書いた映画評150本
朝日新聞記者 石飛徳樹 著
四六判並製
424ページ
定価:1995円(本体1900円+税)
ISBN 4-19-862114-4
朝日新聞の記者である石飛徳樹氏が、名古屋本社在籍時に発表した映画評約150本を収録。1999年から2002年までに公開された多くの映画の中から、邦画・洋画・メジャー・マイナーを問わず、ほぼ毎週一作品をとり上げ、リアルタイムで朝日新聞紙上に映画評を書き綴っていった。本書には、こうした"名古屋で書いた映画評"を中心に、2003年から2005年までの東京本社在籍時の記事や、『キネマ旬報』誌に掲載された映画評などが収められている。
- おもな収録作品
- 次郎の夏 / スター・ウォーズ エピソード1(ファントム・メナス) / アイズ・ワイド・シャット / ラン・ローラ・ラン / セレブリティ / 金融腐蝕列島 / 呪縛 / ゴースト・ドッグ / 御法度 / ナビィの恋 / どこまでもいこう / カリスマ / バレット・バレエ / ロゼッタ / アメリカン・ビューティー / エニイ・ギブン・サンデー / インサイダー / ヴァージン・スーサイズ / サイダーハウス・ルール / ジュブナイル / 千と千尋の神隠し / 金髪の草原 / ざわざわ下北沢 / クレイドル・ウィル・ロック / PARTY7 / バトル・ロワイアル / ヤンヤン夏の想い出 / ギャラクシー・クエスト / ユリイカ / あの頃ペニー・レインと / スターリングラード / 式日 / クレヨンしんちゃん / 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 / ディスタンス / ブリジット・ジョーンズの日記 / GO / 忘れられぬ人々 / リリイ・シュシュのすべて / 仄暗い水の底から / ミスター・ルーキー / 害虫 / KT / スター・ウォーズ エピソード2(クローンの攻撃) / クロエ / パコダテ人 / 青い春 / 猫の恩返し / モンスーン・ウェディング / フォーエヴァー・モーツァルト / 恋の門 / きみに読む物語 / ラスト・サムライ / たそがれ清兵衛 / 北の零年など、1999年~2005年に公開された約180作品あまりを収録。
漫画映画論
今村太平 著
四六判上製本
280ページ
定価:2,310円(本体2,200円+税)
ISBN 4-19-862100-4
戦前から戦後にかけて活躍した映画評論家・今村太平の代表作をジブリライブラリーで復刻。太平洋戦争間近の1941年に発表されて以来、増補、改訂を重ねた名著です。
今村太平の名を後世に残すことになった、日本の古典芸術の特徴とアニメーションの特性を結びつけた持論。モノクロの短編漫画映画が主流の時代にアニメーションの時代が来ることを強く主張した先見性。初期ディズニー作品から「白蛇伝」までを縦横無尽に語り、アニメーションの可能性を真っ向から考えたその情熱は、今も耳を傾けるに値します。
解説:今村太平から得たもの 高畑勲
男鹿和雄画集II
男鹿和雄 著
スタジオジブリ責任編集
A4判変型ソフトカバー
142ページ
定価2,940円(本体2,800円+税)
ISBN 4-19-862074-1
「となりのトトロ」「おもひでぽろぽろ」「もののけ姫」「平成狸合戦ぽんぽこ」など、スタジオジブリ作品の背景美術を数多く手掛けた、男鹿和雄画集第2弾。今回は、「もののけ姫」と「平成狸合戦ぽんぽこ」の2作を中心に、「耳をすませば」「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「コロの大さんぽ」(三鷹の森ジブリ美術館展示作品)といった作品の背景美術を数多く収録しています。
また本書は、アニメーション背景美術がいかにして描かれたのかを紐解く技法集にもなっています。カバーイラストの制作に密着したメイキングや、「もののけ姫」「平成狸合戦ぽんぽこ」の背景画や美術ボードをもとに、それらがいかにして描かれたのかを美術制作の立場から解説。背景美術の技法と表現に迫ります。
日本その心とかたち
加藤周一
B5判変型上製
本文264頁 写真図版88頁
本体価格4,700円
ISBN 4-19-862018-0
縄文土器から現代のアニメーションまでを含めた日本美術史の全てを網羅。そこに未来を考える大きなヒントがある。
独語版、仏語版、英語版で発売された書籍「日本その心とかたち」を新たに日本語版として再編集。新たに日本の文化の系譜の中でのアニメーションについて語ったインタビューも収録!(聞き手:アニメーション映画監督 高畑勲)
サツキとメイの家のつくり方
スタジオジブリ責任編集
発行・発売 ぴあ株式会社
A5判ソフトカバー
112ページ
定価1,200円
ISBN 4-8356-1541-7
映画「となりのトトロ」の草壁家が建築された! 昭和初期の建築手法を使って再現されたその中身を、100点以上の写真、設計図、建築に携わった人々の話、建築レポートなどで紹介。
2005年愛知万博(3月25日~9月25日)のパビリオンのひとつ「サツキとメイの家」をまるごと紹介する1冊!