「野中くん発 ジブリだより」2025年3月号

 ジブリパークのチケットの内容が、4月入場分から変更になります。すでに発売中ですが、ここで改めて簡単にご紹介します。

 まず、セット券は2種類あります。1つは、以前からあった「ジブリパーク 大さんぽ券プレミアム」。5エリアすべての入場と、その建物すべてが観覧出来ます。もう1つは、新たに設定された「ジブリパーク 大さんぽ券スタンダード」。「ジブリの大倉庫」「魔女の谷」「もののけの里」に入場出来ますが、「魔女の谷」の「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」内をご覧になる場合は、これも新設定の当日入場券を、「魔女の谷」内で入場日にそれぞれ購入して頂くことになります。

 さらに今回新たに設けられたのが4種類のエリア券。「ジブリパーク 魔女の谷・もののけの里」「ジブリパーク ジブリの大倉庫」「ジブリパーク 青春の丘」「ジブリパーク どんどこ森」で、各エリアに入場出来ますが、前述の「魔女の谷」の3つの建物内については、該当するエリア券の他に当日入場券が必要です。

 セット券の「ジブリの大倉庫」については1時間毎、エリア券の「魔女の谷」「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」は午前/午後の、入場時間指定がそれぞれあります。

 2022年11月の開園以来、これまでにもチケットの内容や仕組みは数回、変更や追加がされてきましたが、今まで以上に様々なご要望にお応え出来、楽しみ方の自由度が広がったのではないでしょうか。セット券、エリア券の発売は入場月の2か月前の10日14時からで、予約制であることは従来通りです。

 ジブリパークでは1月29日(水)から、宮﨑駿監督の愛車だったシトロエン2CVの展示が始まっています。「ルパン三世 カリオストロの城」や「アーヤと魔女」にも登場していたあの車種ですね。また、3、4月には「春のどんどこ祭り」を初めて開催します。様々な催しが予定されていますので、チケットの新たな仕組みともども、公式サイトをぜひご覧下さい。

 最後になりましたが、岩波書店から『宮﨑駿イメージボード全集3 となりのトトロ』が発売されました。また、「金曜ロードショーとジブリ展」が三重県総合博物館と三重県総合文化センターで、「ジブリパークとジブリ展」が岡山シティミュージアムでそれぞれ開催中です。日時指定の予約制を一部導入していますので、こちらも公式サイトをご覧下さい。