「野中くん発 ジブリだより」2023年2月号

 2月になりました。ジブリパークが開園して3カ月以上経ちましたが、お陰様で毎日沢山のお客様にお越し頂いており、大変有難く嬉しいことです。日々運営を続ける中で、状況に応じて手直しをする点も当然ながら出て来ており、その1つとして、チケットの販売方法が2月入場分から変更になりました。それまでは3つのエリアが全部別々の販売だったのが、「青春の丘」と「ジブリの大倉庫」のセット券、「ジブリの大倉庫」のみの券、「どんどこ森」のみの券の3種類に変更されました。そして抽選制と先着順の2段階の販売方法からすべて先着順となりました。詳しくは公式サイトをご覧下さい。ジブリパークについては、公式ガイドブックも発売になりました。なかなか充実した内容で、全国の書店で発売中ですのでぜひどうぞ。発行は中日新聞社、定価1200円(税込)です。また、この原稿が世に出る頃には、第2期についての新情報も少し発表されているはず。既報通り、第2期は今年の秋に「もののけの里」が、来年3月には「魔女の谷」がオープン予定で、スタッフは制作に鋭意取り組んでいます。皆様、ジブリパークをどうぞ宜しく。

 さて、もう1つのジブリ関連施設である三鷹の森ジブリ美術館ですが、こちらは開館から丸21年以上が経過しました。ここ3年ほどは新型コロナウイルスのため休館したり制限付きの運営だったりして色々苦労がありましたが、何とか以前の運営規模に近づきつつあり、こちらもお陰様で、順調にチケット販売を続けられる日々が戻りました。昨年5月から始まった企画展示「未来少年コナン」展は大変好評につき、予定を変更して今年の11月まで開催期間延長が決まりました。ジブリ美術館はまた、2021年10月から始めたオンラインショップ・マンマユートも何かと話題です。新型コロナウイルス禍への対処から生まれたこのオンラインショップですが、最近では「ジブリの壁窓」シリーズが大好評、また、金曜ロードショーのジブリ制作オープニングに登場していた「フライデーおじさん」のフィギュアも売り切れるなど、魅力的なオリジナル商品が続いています。ぜひ一度、ホームページを訪ねてみて下さい。

 最後になりましたが、熊本県立美術館では今、長野・名古屋で大好評だった「ジブリパークとジブリ展」を開催中です。事前予約制ですのでまずは公式サイトをご覧下さい。会期は3月26日(日)まで。