舞台「となりのトトロ」 ロンドン・バービカン劇場で熱狂の開幕! エグゼクティブ・プロデューサーは久石譲

10月8日にイギリス・ロンドンのバービカン劇場で開幕した舞台「となりのトトロ」について、国内向けにリリースが発表されましたので、以下ご紹介します


10月8日にイギリス・ロンドンのバービカン劇場で開幕した舞台「となりのトトロ」の場面写真を公開致しました。
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映画で音楽を手掛けた作曲家の久石譲氏が舞台化を提案し、宮﨑駿監督がこれを快諾したことで始まったプロジェクト。
久石譲氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、イギリスの名門演劇カンパニー、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)と日本テレビが共同製作し、舞台化しました。

チケットは5月17日の発売初日3万枚を販売し、ベネディクト・カンバーバッチ主演「ハムレット」(2016年)の数字を抜いてバービカン劇場の初日販売記録を更新。
その後もチケットが取りにくい状態が続いており、THE TIMES(10/9付)によれば"ウェストエンドで最もチケットが売れている公演"となっています。

久石譲氏の音楽と原作を尊重した世界観、そしてRSCならではの作劇力は観客の心をつかみ、連日万雷の拍手とスタンディングオベーションで迎えられています。
BBCの全国ニュースに取り上げられるなど、ロンドンで今、最も注目されている作品となっています。

本公演は2023年1月21日まで上演します。

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©Studio Ghibli

【メインスタッフ】
エグゼクティブ・プロデューサー:久石譲
原作:宮﨑駿「となりのトトロ」
音楽:久石譲
脚本:トム・モートン=スミス
演出:フェリム・マクダーモット(*1)
製作:ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(*2)/日本テレビ

美術:トム・パイ、衣装:中野希美江、照明:ジェシカ・ハン・ハンユン、ムーブメント:山中結莉、舞台にはバジル・ツイストによって創られたパペットが登場。
さらに誰もが知る久石譲の音楽をウィル・スチュアートが新たにオーケストレーションし、ライブ演奏の音響デザインをトニー・ゲイルが担当。


(*1)フェリム・マクダーモット/Phelim McDermott(演出)
1963年、イギリス・マンチェスター生まれ。「真夏の夜の夢」をはじめとしたシェイクスピア作品のほか、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場でのオペラ作品「アクナーテン」(音楽=フィリップ・グラス) 、ブロードウェイミュージカル「アダムス・ファミリー」などを手がけている。
(*2)ロイヤルシェイクスピアカンパニー/ Royal Shakespeare Company (RSC)
シェイクスピア生誕の地、英のストラットフォード・アポン・エイボンを拠点とする英国の代表的な演劇カンパニー。パトロンをエリザベス女王、理事長をチャールズ皇太子が務めている。シェイクスピア作品のほか、現存の劇作家による新作の上演や、演劇プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュの共同製作したヒット作品「レ・ミゼラブル」や「マチルダ・ザ・ミュージカル」など、世界中で愛される良質な作品を産み続けている。