スタジオジブリより、新年のごあいさつを申し上げます
2021.01.01
Illustrated by Hayao Miyazaki
みなさま、謹んで新年のご挨拶を申し上げます
いつもスタジオジブリを応援していただきありがとうございます
昨年から続く新型コロナウィルスの世界的なパンデミックは、未だ終息の兆候が見られません。今年は、例年とは様変わりした正月を迎えられている方も多いのではないでしょうか。中でも感染者の治療に尽力されている医療従事者の皆さまは、年末も年始も関係なく医療行為に専念されていることと思います。心から敬意を表すると同時に、深く感謝を申し上げたいと思います。
昨年はスタジオジブリにとっては、宮崎吾朗監督最新作「アーヤと魔女」のテレビ放送、「千と千尋の神隠し」ほか4作品の劇場再上映、作品静止画の無償提供、世界ではデジタル配信の本格化などがあり、例年より皆さまと接する機会が多かったように思います。コロナ禍で自粛が続く世の中で、少しは皆さまに笑顔を届けることができたでしょうか。
なお2021年、スタジオジブリの仕事はじめは1月5日(火)です。実はこの日、宮崎駿監督は80回目の誕生日を迎えます。そんな宮崎監督は相変わらず元気で、日々新作映画「君たちはどう生きるか」の制作に取り組んでいます。
本年もスタジオジブリとスタジオジブリ作品を、何卒よろしくお願い申し上げます。
2021.1.1.