「「ゲド戦記」ヒロイン初公開&声優陣決定!」というニュースが報道されました。
2006.02.23今朝の報知新聞で「ゲド戦記」ヒロイン初公開&声優陣決定!」というニュースが報道されました。
このサイトでも、その内容をお知らせいたします。
(以下、ニュース内容です)
スタジオジブリ最新作、宮崎吾朗初監督作品『ゲド戦記』(原作:アーシュラ・K・ル=グィン 清水真砂子訳・岩波書店刊)は、「指輪物語」「ナルニア国物語」と並び称される、世界的ファンタジー文学の傑作の初映画化。今回、物語の鍵を握るヒロイン、テルーのキャラクター写真が初公開された。
「テルー」
物語の舞台は、多島海世界“アースシー”。西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の世界である東の海に現れた…。世界の均衡を崩す者の正体をつきとめる旅に出た大賢人ゲド(声:菅原文太)と心に闇を持つ王子アレン(声:岡田准一)は、旅の途中、顔に火傷の痕の残る少女、テルーと運命的な出逢いを果たす…。
テルーの声を演じるのは新人・手嶌 葵(てしま・あおい)。その歌声に惚れ込んだ吾朗監督から主題歌、挿入歌の歌手として大抜擢を受けただけでなく、主演の岡田准一、菅原文太らと並んで、ヒロインの声を務めることとなった。
予告篇でも流れる挿入歌「テルーの唄」は、萩原朔太郎の詩「こころ」にインスパイアされた吾朗監督が作詞、NHK「みんなのうた」などでも知られる谷山浩子が作曲。懐かしく切ない現代のフォークソングともいえる楽曲に仕上がっている。夏にはその歌を含めたアルバム発売も予定されている。また7月上旬に実施される『ゲド戦記』の完成披露試写会において、お披露目として初ステージを踏む予定となっている。
この挿入歌が流れる『ゲド戦記』予告篇第1弾が、2/25(土)から全国のスクリーン数の2/3を占める、約2000スクリーンという過去最大級のスケールで上映される。第1弾予告篇としては、長さ約3分という異例の“超大作”。映画の世界観が一望できる内容になっている。
また声の出演として、ゲドと敵対する魔法使い・クモに田中裕子、国王に小林薫、王妃に夏川結衣、クモの手下・ウサギに香川照之、物売りに倍賞美津子、ゲドの昔馴染み・テナーに風吹ジュンらの出演も決定。ジブリ作品ならではの超豪華キャストが脇を固める。
●宮崎吾朗監督コメント
こんなにも素晴らしい声に出会えたことは、「運命」としか言いようがありません。素朴で、心の底にやさしくふれる歌声。ヒロインの少女テルーに、手嶌 葵さんの声が吹き込まれたその瞬間、思わずからだが震えました。手嶌さんにめぐり合わせてくれた方に、感謝します。彼女は、映画『ゲド戦記』の女神です。
●鈴木敏夫プロデューサー コメント
ジブリ作品では、主題歌が作品の重要な要素を担っています。『ゲド戦記』においても手嶌さんの歌う曲はとても大切なもの。今は声だけをお届けすることで、聞く人の『ゲド戦記』の世界観への純粋な想像力をかき立てたい、と考えています。