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監督多忙につき、ただいま番外編!

2006年3月30日

第六十二回 代打、ナヨチン

はじめまして、しばらくのあいだ吾朗監督の代打を務めさせていただきます、ナヨチンこと、岸本と申します。

まずは自己紹介を。

私は、去年の2月にジブリに入社しました。それ以前は、「サイゾー」という月刊誌の編集をしており、鈴木プロデューサーに対して

「アニメ業界の首領・ジブリ鈴木敏夫への
“アニメ雑誌は聞けない”危険な質問状」

といった、はなはだ非協力的なインタビューを何度も繰り返したあげく、1年後には取り込まれた軟弱者です。

現在、映画『ゲド戦記』の宣伝活動の末席に座っておりますが、宣伝についての知識もなければ、アニメーションの知識もほとんどない状態でスタートしたので、社内外の人たちに助けられながらも、日々、四苦八苦しております。

吾朗監督に余裕ができるまでの“つなぎ”ではありますが、少しでも、吾朗監督について、ジブリについて、そして映画『ゲド戦記』について、楽しくお伝えできればと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。