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2006年7月21日
第百二十八回 鈴木Pの女房役・伊勢ヤン
岡山から新幹線で東京に戻ってきました。
中途半端に疲れている感じで、
家に帰って呆然としています。
キャンペーンも残りわずか、
来週の月曜日が静岡、
火曜日が新潟、それぞれ日帰りです。
このキャンペーンにずっと同行してくれているのは、
東宝宣伝部の伊勢ヤンこと伊勢さんです。
今回の超合理的、余裕全くなしの
過酷なキャンペーンスケジュールを組んでくださったのも、
この伊勢さんです。
実年齢より年上に見える、少しヨレた風体とは裏腹に、
超一流国立大学を卒業した合理主義者で、
一見、気遣いとは無縁の人に見える伊勢さんなのですが、
じつは細かい気配りをしてくれる方でもあります。
鈴木さんが燃料切れになったと見ると、
すかさずアーモンドチョコを調達し、
鈴木さんの毎夜のマッサージを段取り、
毒気に満ちたブラックな冗談で鈴木さんを励まし、
スポーツ紙を調達してプロ野球ネタで鈴木さんを喜ばせと、
女房役として八面六臂の大活躍です。
たいていの場合、気を遣われると、
逆にこちらが気疲れしてしまうのですが、
気を遣っている感じをいっさい出さない、
伊勢さんのいい加減な感じが、
じつに助かるのです。
公開まで残り一週間。
伊勢さん、あとしばらく宜しくお願いします。