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2006年7月 3日

第百十二回 宮崎駿監督の感想

先週の土曜日、
関係者の打ち上げパーティーがありました。

挨拶のために壇上に上がり、
ずらっと居並んだ大勢の方の顔を見たとき
それまで考えていた挨拶の言葉をすっかり忘れてしまい
上手に挨拶することができませんでした。

こんなにたくさんの人たちに支えられて
映画が生まれたのだと思うと、
本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
映画「ゲド戦記」のために力を尽くしてくださった皆さん、
皆さんの名前をお一人ずつここで挙げることはできませんが、
本当に、本当にありがとうございました。

そして、パーティーの最中、色指定の保田さんが、
宮崎駿監督からの伝言を伝えてくださいました。
「素直な作り方で、よかった」
という、とても短い言葉でしたが、
思わず涙が出そうになりました。

今までいろいろなことを言ってきましたが、
父からのその言葉は、何よりも嬉しいものでしたし、
この先も頑張ろうという
前向きな気持ちがグッと湧いてきました。

今日は終日取材を受け、
いよいよ明日から全国キャンペーンに旅立ちます。
明日4日は福岡、5日は熊本に伺います。

実は、少し前までは
キャンペーンに行くのをつらく感じていたのですが
今ではあちこちに行って、たくさんの人にお会いすることが
楽しみになってきました。
なんだかゲンキンな私です。