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2006年6月 6日
第九十八回 タワレコ・イベントを終えて
昨日は渋谷のタワーレコードで行われた
イベントのために、午後から半日外出していました。
午前中には、ロール1~3までの
フィルムチェックが行われました。
フィルムになると、背景の微妙な色合いや、
細かい撮影処理まで、はっきりと見えて
画面がとてもきれいです。
フィルムのよさに、あらためて感じ入りました。
まだまだデジタルがかなわないものがあるのだと思うと
すこし嬉しくなります。
午後のイベントは、
15時から手嶌葵さんのシングル発売記念の記者会見があり、
これには手嶌さん、鈴木プロデューサー、そして私が出席しました。
19時からは、山田五郎さんの司会で
谷山浩子さんと私のトークショーが行われました。
手嶌さん、谷山さんともに、
とてもすてきな雰囲気を醸し出していて、
私と鈴木プロデューサーは、
すっかり女性2人の引き立て役でした。
どちらのイベントも大入り満員の大盛況で、
ひとまず良かったと、胸をなで下ろしました。
それにしても、イベントの成功を喜ぶ一方で、
以前も同じようなことを書きましたが、
映画が完成していないうちに、
監督である私が、あれこれインタビューを受けるというのは
本当に良いことなのだろうか? とも感じました。
やはり、映画が完成して、それが世に出た後に初めて、
私が監督として考えたことを、話すことができるのではないか、
と思うのです。