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2006年6月 2日
第九十七回 音楽スタッフたちの苦闘
今週は火、水、木と
都心のスタジオで行われている
劇伴音楽のMIXに立会いました。
スタジオにいる間に監督日誌を更新しようと
PCを持っていったのですが、
すっかりバッテリーが弱っていて、
電源を入れて、いざ使おうと思った瞬間、
スリープモードになってしまいました……。
ずっとデスクトップ代わりに使っていたのが、
良くなかったのでしょう。
おかげで、すっかり更新が滞ってしまいました。
音楽のMIXという作業も、
実際に立ち会ってみると、なかなか大変です。
一曲一曲、曲としての完成度だけでなく、
使われる場面の雰囲気や台詞との調和も考えつつ、
行ったり来たりしながら調整していくので、
思った以上に時間がかかります。
昨日私は昼過ぎにスタジオに入って、
寝不足でハイになった寺嶋民哉さんの笑顔を背に
まだまだ作業が終わる気配のないスタジオを出たのは、
日付が変わってからでした。
おそらく今晩も、
寺嶋さん始め音楽関係のスタッフは徹夜で作業し、
その勢いで明日のマスタリングになだれ込むのでしょう。
ちなみに、
スタジオに顔を出した鈴木プロデューサーは、
近所のお風呂屋さんで汗を流し、
マッサージ屋さんで体をほぐして、
すっかりリフレッシュしてスタジオを去っていきました……。
その上手なサボリっぷりには、ほとほと感心します。
そして、
かくいう私も汗を流しにいきました。
マッサージにまでは行きませんでしたが。