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2006年2月 7日
第三十一回 蝋梅は狼狽にして梅にあらず
昨晩は、短い時間でしたが結構な量の雪が降りました。
深夜、あたりは一面の銀世界になりましたが、
その後、雪は雨に変わり、
アスファルトに積もった雪は、大方流れてしまったようです。
ついこの間から、蝋梅(ろうばい)の黄色い花が咲き始めました。
蝋「梅」といっても、ロウバイ科に属していて、
バラ科サクラ属のいわゆる「梅」とは別の植物です。
梅より少し早めに開花するようで、
毎年、それこそ蝋細工のような黄色くかわいい花を見るたびに、
いよいよ、春がすぐそこまできているのだなと、
わくわくした気持ちになる、のですが……。
今年は、蝋梅の花を見ても気はそぞろ。
聞こえてくるのは、タイトなスケジュールの足音ばかりです。
春がそこまできているということは、
その後には、当然夏が控えているわけで、
夏といえば、いよいよ『ゲド戦記』の公開!?
などと、わざとらしく狼狽してみてもしようがないので、
さっさと仕事に戻ります。
おそまつ。