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「ゲド戦記」制作日誌
2006年6月23日
チョコ食い尽くして天命を待つ
監督日誌で、ゴロウ監督が(ちょっと切なそうに……)記していましたが、一昨日、「ゲド戦記」の音響作業が全て終了しました。
現在は、完成した音を、フィルムに収録(焼く)する為の作業中。
ゴロウ監督の言葉通り、もうこれ以上、映画に手を入れる事は出来ません。あとは、完成した映像と音楽を、皆さんに劇場で観て頂く為の、最終チェック(「初号試写」)を待つのみです。
さて。
長きにわたった、ダビング作業中のひとコマ。
音響作業は、朝から晩まで(時には明け方まで)続きました。
ゴロウ監督、鈴木プロデューサーの仕事は、音響スタッフが仕込む台詞・効果音・音楽をチェックすること。当然、待ち時間が多く、ついつい、テーブルのお菓子に手がのびてしまいます。
そんな鈴木プロデューサーの大好物は、あま~いチョコレート。平均睡眠時間4~5時間。お酒を飲まない鈴木プロデューサーにとって、「糖分」は、重要な気付け薬なのです。雑誌の編集者時代には、キャラメルの箱が常に机に積んであったとか。
『鈴木プロデューサーの為に用意されたチョコレート』
鈴木プロデューサーは否定していますが、音響作業全体に目を配っていた整音監修の井上さん曰く、
「1日に3箱食べていたんだよ……」
との証言。
これから、宣伝展開、全国キャンペーンと激務が続く、鈴木プロデューサーの血糖値は、大丈夫なのか……?
『慌てて運動不足解消をする鈴木プロデューサー』