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「ゲド戦記」制作日誌

2006年2月25日

ごっつあんです!

 
 こんばんは。

 荒川静香さんの金メダルに湧くニッポンですが、いよいよ春場所を迎えた「ゲド戦記」の現場は、まさに待ったなし、の佳境を迎えています。夏場所の大一番へ向けて、スケジュールは、まさに土俵際一杯いっぱい、といったところ。

 今日は一ヶ月ぶりに、スタッフ慰労の炊き出しが行われました。


 勿論メニューは、「ちゃんこ鍋」。


 ゴロウ親方。今回は、鶏ガラと野菜からダシを取るという、気合いの入れよう。
 「序の口」制作・慎太郎が買い込んできた材料──鶏ガラ6羽分と長ネギ・ニンジン・大根・生姜、そして、7キロ分の手作り鶏肉団子が、巨大な寸胴鍋にドサドサと投げ込まれ、煮込むこと3時間。
 
 
20060225_dashi.jpg
 
 
 スタジオ周辺に、鶏ガラと生姜の香りが充満し、ウシコもシャチも、気が気でない様子。スタジオを、出たり入ったりしておりました。(鶏肉だからかな?)
 
 
 我が、ゴロウ部屋の弟子たちは、この間の炊き出しの経験によって、手際の良さが格段にアップしています。ゴロウ監督の細かい指示に、慎太郎以下、キビキビと準備を進めておりました。
 
 
 ひとり、前頭(見た目は横綱)・渡ノ花(わたのはな)の、「ささがき」ゴボウを除いては……。
 
 
 どう見ても、割いたエリンギにしか見えない「巨大ささがきゴボウ」に、ゴロウ親方から容赦ない活が飛んでおりました(笑)
 
 
20060225_gobo.jpg
『手前の、巨大な「ささがきゴボウ」に注目!』
 
 
 渡ノ花曰く、
 
 
 「腹にはいっちゃえば同じッス!」
 
 
 と開き直っておりました(笑) 
 
  
 こうして出来上がった、特製鶏ちゃんこ鍋。
 
 
20060225_chanko.jpg
 
 
 お客サマの反応は……?
 
 
 
 
 
 
20060225_gyoretsu.jpg
 
 
 大入満員でした(笑)
 
 
 今年の夏、劇場にも沢山の行列が出来ることを祈って……。

 星取り表に食い込むために、スタッフ一同、まわしを締めて頑張ります!