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「ゲド戦記」制作日誌
2006年1月21日
かくして人間と竜は胃袋におさまった
今日の東京は、大雪です。
窓の外は、沈黙の雪景色。
スタッフが作画用紙を繰る、パラパラという音だけがスタジオに響きます。
そう、こんな日でも、スタッフは淡々と、机に向かって作業中。
雪国出身の制作部渡辺さんだけが、朝からソワソワ。窓を開けたりしめたりしています(笑)
1月21日(土)の今日は、宮崎吾朗監督の誕生日。
監督には内緒で、ジブリ美術館カフェの皆さんに、「ゲド戦記」ケーキを作って頂きました!
『ポスター画を模して作られた竜のケーキ。良く見ると、ちゃんと少年が腕を広げています!』
スタッフ全員の大合唱のもと、39本のローソクが監督によって吹き消され、100人分は用意したケーキが、あっという間にスタッフの胃袋に吸い込まれました。
監督のケーキ入刀によって、真っ二つに切り分けられた竜。
その時、スタジオに響き渡った悲鳴に、スタッフの作品に対する愛情を、確かに感じとった制作部でありました(なんのこっちゃ)。
美術館カフェのスタッフの皆さん、前回の「カツ」に引き続き、ありがとうございました!
ちなみに、イチゴのショートケーキは、特選素材を盛り込んだジブリ美術館カフェの人気メニュー。
『実際のケーキは、勿論もっと小さいです(笑)』
ジブリ美術館にお越しの際は、ぜひご賞味下さい。