近藤勝也展

ジブリの動画家

近藤勝也展

圧倒的な画力、魅力的な表情、生き生きとしたキャラクターたちの動き。スタジオジブリ作品の輝きを支える動画家の1人、近藤勝也によって描かれた原画やキャラクターデザインの仕事を中心に多数作品を紹介します。「魔女の宅急便」「海がきこえる」「崖の上のポニョ」をはじめ、新たな挑戦である3DCGアニメーション「山賊の娘ローニャ」、広告用イラストなど、近藤勝也が手がけた多岐にわたる多彩な仕事をご覧いただけます。大人から子どもまでを魅了するキャラクターが、いかにして生みだされたのか。彼の手によって、キャラクターにいのちが吹き込まれた瞬間をぜひ体感してください。

展覧会概要

近藤勝也(1963年新居浜市生まれ)の全てを500点以上の作品数で余すことなくご紹介致します。 アニメーション映画「魔女の宅急便」のキャラクターデザインを担当したことでも有名な、近藤勝也の幼少期の作品から現在に至るまでの作品がずらり。 その他、7日(土)初日には近藤勝也本人によるギャラリートークとサイン会などのイベントも開催予定。詳細は新潟展の公式サイトでご確認ください。

「天空の城ラピュタ」で初めてスタジオジブリ作品に参加

「天空の城ラピュタ」1986年
© 1986 Studio Ghibli

キャラクターデザイン・作画監督を努めた「海がきこえる」

「海がきこえる」1993年
© 1993 氷室冴子・Studio Ghibli・N

「崖の上のポニョ」では主題歌の作詞をしたことでも有名

「崖の上のポニョ」2008年
© 2008 Studio Ghibli・NDHDMT

再びキャラクターデザインを担当した「コクリコ坂から」

「コクリコ坂から」2011年
© 2011 高橋千鶴・佐山哲郎・Studio Ghibli・NDHDMT

近藤勝也(こんどう かつや)

1963年愛媛県新居浜市に生まれる。
1982年愛媛県立新居浜南高等学校卒業。
1982年スタジオあんなぷるへ入社。
1985年「天空の城ラピュタ」に参加するため、スタジオあんなぷるを退社しフリーとなる。
1990年スタジオジブリへ入社。
1992年スタジオジブリを退社し、フリーとなる。
2012年新居浜市立郷土美術館で「ジブリの動画家 近藤勝也展」を開催。長野県在住・新居浜市ふるさと観光大使。
近藤勝也氏 2017年

巡回情報

2018.07.07(土)- 2018.09.24(日)