**「もののけ姫」キャンペーン・伴田(ともだ)さんレポート**


97.7.1(火) 静岡
 伴田さんは、7時30分起床。大浴場に行く。
 温泉気分にひたりつつ、8時50分に集合の後、ふじかわ4号に乗って静岡に向かう。このふじかわ4号は、特急だが、3両編成の単線で、宮崎監督は後部車両で車窓を楽しんでいた。
 静岡到着。担当セールスは、菅野氏。
 昼食は、静岡新聞のビル17階にあるレストランにて、3人仲良くカレーライス。周りに高いビルもなく、ここのレストランは非常に眺めがよかったそうです。
 静岡新聞取材。
 静岡朝日テレビに移動。共同取材。ディダラボッチ登場。ディダラボッチの着ぐるみに入っていたのは、今まで男の人ばかりだったのだが、ここでは何と女の人。普通、ディダラボッチが登場するのは最後で、監督と並んで写真を撮るというのがパターンらしい。そして、目線を撮るのが伴田さんの役目らしいのだが、「今日のディダラの中身は女性なんですよ」と監督に言うと「何嬉しそうにしてるの。それなら、素早く目線をとればいいのに」と監督に言われたとか。
 休憩が1時間。「行きますか」といつものパターンになりつつ、時間が中途半端なので、1階にある、見て触れて遊べるトリックアートのアーサー美術館に行く。壁画があるのだが、片目で見ることによって、遠近感が変わり立体で見えてしまう。パンフレットによると「トリックアートとは2次元(平面)の作品を3次元(立体)的に描く芸術です。……」とのことです。怪獣が飛び出してきたり、紙飛行機が飛んでいるように見えるらしい。
 静岡第一テレビにて「静岡○ごとワイド」生出演。ディダラボッチ登場。ちなみにここで着ぐるみを着ていた人は男の人です。
 1時間ちょっと休憩。「行こう」とすると、社長が挨拶をしたいとのこと。パチンコ屋に行けなくなってしまい、そのままホテルにチェックイン。
 静岡東宝プラザにて、舞台挨拶。ディダラボッチ登場。初めディダラボッチは舞台袖に立つだけだったのだが、制止を振り切り、舞台中央へ。監督曰く「フットワークが軽くて素晴らしい」ということでした。
 夕食は、静岡東宝プラザから歩いて、10分ぐらいのところのお寿司屋さんへ。おかみが「うちの娘がファンなんです」と娘さんを連れてきて、サインと記念撮影をして帰って行った。
 9時前まで食事をして、ここでも「行きますか」と、昼間目をつけていたパチンコ屋へ。伴田さんはマイナス4000円と惨敗。監督と鈴木プロデューサーは2人揃ってフィーバー。監督はもうニコニコで「キャンペーンを通しての負けを取り戻した」。鈴木プロデューサーは伴田さんに「若いうちは修行した方がいい」と一言。伴田さんは残りのキャンペーンで、軍資金が持つかどうか心配だそうです。
 今日からまた、整体の先生も合流し、ホテルロビーにて感動の再会。
 今日の出来事。静岡第一テレビ「静岡○ごとワイド」にて、監督が出番を待っている時、中学生ぐらいの男の子(本当は高校3年生だそうです。後からわかりました。)が近づいてきて、監督にサインをお願いしていたそうです。ここまではよくある話なんですが、(どうして監督の居場所がわかったのか、という疑問は置いておいて)今度は「はんださん、インターネットのはんださんですよね」と、スタジオの脇にいた伴田さんの方に来たらしい。
 皆さんも、気づいていると思いますが、伴田さんの強い希望もあり、伴田さんレポートのところにルビをふりました。皆さん「はんださん」ではなく「ともださん」です。今度、声をかける時は間違えないようにしましょう。それにしても、インターネットおそるべし!!

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7月1日(火)追加分
 パチンコ屋での出来事。
 パチンコの玉が残り少なくなったので、宮崎監督が玉を買いに行っている間、なんと残りの一つが見事にフィーバー。女性の店員さんが代わりに打ち続けてくれ、男性の店員さんが「もう1回フィーバーしてるから、席にもどらなきゃ」と呼びに来てくれた。監督曰く「静岡はいい街だ。」とのことです。
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